こちらのページではシク教のターバンの巻き方についてご紹介します。
ターバンの種類
シク教のターバンには様々な種類がありまして、下の記事で解説しています。
巻くスタイルの種類
ここでは様々なターバンの種類の中から最もよく巻かれるものから、巻くスタイルをいくつかご紹介したいと思います。
今回は下の写真の人達が巻いている「パッグ」を中心に、巻くスタイルをご紹介したいと思います。
「パッグ」は男性がよく巻くもので、子供から大人まで巻かれる主流のものです。
パティアーラ・シャーヒ・パッグ
現在最も多いパッグの巻くスタイルは「パティアーラ・シャーヒ(Patiala Shahi)」と呼ばれます。
ターバンの上の部分が右斜めになっているのが特徴です。
こちらの男性の場合は右側のレイヤーの間が広くなるように巻いていますね。
ワッタ・ワーリ・パッグ
こちらのスタイルは「パティアーラ・シャーヒ(Patiala Shahi)」と若干巻き方が似ていますが、右のレイヤーの見せ方が違います。
これはターバンの布を頭に巻く時にあえてしわしわにして、最後まで巻くスタイルです。
このスタイルも男性の間では人気になっています。
モールニ・パッグ
こちらのスタイルは「モールニ・パッグ」と言われ、巻き方と見た目の形が違います。
昔はこちらのスタイルが流行っていましたが、最近はかなりレアと言われているそうです。
実はターバン研修センターがある!?
シク教の人口が圧倒的に多い「インド・パンジャブ州」をはじめ、インド各地で実際にターバンの巻き方を教えるターバン研修センター、あるいはターバン・トレーニングセンターが存在します。
ターバンの巻き方を教わる所があるとは…
トレーニングセンター主催、もしくは地域ごとに【ターバンコンテスト】があります。
ターバンコンテストではターバンをいかに早く・美しく巻けるのかが競われます。
シク教の人でもシク教じゃない人でもターバンを巻ける前提で大勢の人が参加します。
まとめ
- ターバンは1つの巻き方でも様々な種類の巻くスタイルがある
- 主にインドで、ターバンを専門にした研修センターがあり、巻き方を教えてくれる